私にはあります。しかも、一度や二度ではなく、昔からずっと。
最新のレントゲン機器が台に乗った瞬間にダウンしたこと。エレベーターが突然止まらなくなったこと。調剤薬局に入店した途端に電気が落ちたこと。どれも「ついさっきまで普通に動いていた」機器が、私が近づいたタイミングで不具合を起こすんです。
「気のせいじゃない?」「たまたまでしょ?」——そう言われれば、そうかもしれません。でも、これだけ積み重なると、さすがに「不思議だな」と思わずにはいられなくて。
今日は、この不思議な体験について、科学的な視点とスピリチュアルな視点、両方から一緒に考えてみたいと思います。
科学的に考えると?
まず、現実的なところから整理してみます。
人体には静電気が溜まることがあります。乾燥した環境や化学繊維の衣類、絨毯の多い空間では特に帯電しやすく、精密機器はこうした静電気の影響を受けることがあります。昔のHDDや古い電子機器なら、それで誤作動が起きても不思議ではありません。
ただ、レントゲン機器や病院のエレベーターとなると、そういう機器は通常、静電気対策がしっかりされています。それがダウンするのを「静電気のせい」とするのは、さすがに無理があります。
次に「確証バイアス」という考え方があります。一度「自分が近づくと壊れる」と思い込むと、壊れた瞬間だけが強く記憶に残り、何も起きなかった無数のケースは忘れてしまう——という認知の偏りです。統計的には、長い人生の中で機械のトラブルと自分の存在がたまたま重なることは十分起こりえます。
でも正直に言うと、私自身がこれだけ積み重ねてきた体験を「全部たまたま」と片付けるのも、なんだかしっくりこない。科学の説明が追いついていないだけで、何かがあるのかもしれない——そんな感覚が拭えないんです。
SLIder(スライダー)現象を知っていますか?
スピリチュアルや超常現象の世界では、「SLIder(Street Light Interference)」という言葉があります。
直訳すると「街灯干渉現象」。街灯の下を通ると電気が消えたり点いたりする、近くにいると電化製品が誤作動する——そういった体験を繰り返す人たちのことを指します。
これは1990年代にヒラリー・エヴァンスというイギリスの研究者が注目し、世界中から事例を集め始めたことで広く知られるようになりました。科学的な証明はされていないものの、同じような体験を報告する人が世界中に一定数いることは事実です。
SLIder現象が起きやすいとされているのは、感受性が高く、エネルギーが強い人、感情の波が大きいとき、精神的に高揚しているとき——などと言われています。「人間が放つエネルギーが電磁場に影響を与える」という解釈がされることもありますが、あくまでも仮説の域を出ていません。
ただ、こういった体験が「自分だけじゃなかった」とわかるだけで、少し気が楽になりませんか?
エネルギーが強い人、という視点
スピリチュアルの世界では、電化製品に影響を与えやすい人は「エネルギーが強い」「波動が高い」と表現されることがあります。
人間は誰でも、目に見えないエネルギーを持っています。感情・思考・体調・その場の気——そういったものが複合的に絡み合って、周囲に何らかの影響を与えているという考え方です。
特に、感受性が豊かで直感的な人、エモーショナルな波を大きく持つ人は、そのエネルギーが外の世界と干渉しやすいと言われています。電化製品のような精密な機器ほど、そういったエネルギーの揺らぎを拾いやすいのかもしれません。
これを「オカルトだ」と笑う人もいるでしょう。でも、量子力学の世界では「観測者の存在が粒子の状態に影響を与える」ということが示されています。人間の意識やエネルギーが物理的な世界に何らかの影響を与える可能性を、完全に否定しきれる科学者はいません。
「不思議だな」で終わらせてもいい
こういった体験をすると、「自分がおかしいのかな」「何か悪いものでも憑いているのかな」と不安になる方もいるかもしれません。
でも私は、「不思議だな」という感覚のまま、それ以上でも以下でもなく受け止めています。
怖いわけでもなく、困っているわけでもなく、ただ——面白い体験だなと。
科学が「証明できない」と言うことと、「存在しない」は違います。私たちの感覚や体験は、数字やデータに変換できないものをたくさん含んでいます。それを「気のせいだ」と切り捨ててしまうことの方が、むしろもったいないような気がするんです。
もしあなたも似たような体験をしているなら、ぜひコメント欄で教えてください。同じような体験を持つ人が、世界中にいるかもしれません。
まとめ
今回の体験をまとめると、こんな感じです。
- 近づくだけで電化製品が誤作動・ダウンする体験が昔から続いている
- 科学的には「静電気」「確証バイアス」「偶然の一致」などが考えられるが、全てを説明しきれるわけではない
- スピリチュアルの世界では「SLIder現象」として、同様の体験を持つ人たちが世界中に存在する
- 「エネルギーが強い人に起きやすい」という解釈もあり、必ずしもネガティブなことではない
- 証明できないからといって「存在しない」とは言えない——不思議な体験は不思議なまま受け取っていい
科学とスピリチュアル、どちらが正しいというわけではなく、両方の視点を持ちながら自分の体験を眺めてみると、世界がちょっと面白く見えてくる気がします。
あなたにも、「理屈では説明できないけど、確かにそうなんだよな」という体験、きっとあるんじゃないでしょうか。
